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ぎっくり背中
ぎっくり腰、
ぎっくり首。
次に多いぎっくりは、
背中のぎっくり。
そもそも「ぎっくり」という言葉に定義がなく、
腰が急激に痛くなることで広義によく使われることで、
原因や痛みのメカニズムも人によって異なります。
昨日の新患さん、
寝起きに背中の激痛を感じて快復の森カイロプラクティックへ来院。
思い当たる原因は不明。
VASは10段階でマックスの10レベルとのこと。
これは初診時、痛みの度合いを数字で自己評価で調査しています。
最悪の10を申告する患者さんはけっして多くありません。
これは「とても耐えられない激しい痛み」と解釈しています。
中には救急車で病院に直行される人もいるくらいの激痛です。
このように激痛状態が続くと患者さんの脳は軽いパニック状態になります。
自分が何か特別な病気ではないかと不安に陥ることが多いので、
しっかり検査して分かりやすく説明しなければ信頼関係が築けないし改善もしません。
部位は背骨の痛みと左肩甲骨の痛み。
肩関節可動には問題ないが、
首の側屈では痛みを誘発しています。
アクティベータ療法で矯正して、
ニューロパターンセラピーで診てみると。。。
やはり対人ストレスが脳に緊張をもたらし、
痛みを誘発していました。
術後、痛みが半分くらいになったとのことで、
翌日も来ていただくことに。
2日目の朝、嘘のように快復したとのこと。
海外への引っ越し前で時間がない状況でしたので、
早く改善できて本当に良かったです。
今回の痛みの原因は、
肉体面が約60%、メンタル面が約40%くらいです。
この両面からアプローチすると改善率がグッとアップします。
さらに患者さんも痛みの原因とメカニズムを理解していただけると改善が早いです。
日本の滞在期間もあと少しでしたので、
早く改善できて本当に良かったです。
(コメントは患者さんの同意を得て掲載しています)
快復の森カイロプラクティック 吉祥寺
中尾正勝