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手のふるえ
- 2008/04/22(火) 10:27:46
人に見られていると字を書く手がふるえる。
宴会でお猪口やコップを持つ手がふるえる。
職場でお客さんにお茶を運ぶ手がふるえる。

少なからず、皆さんも過去に緊張して手がふるえた経験はあるのではないでしょうか。
「ああ、自分は今緊張しているな」
と気付いて、さらにふるえが止まらなくなることもありますよね。
これは、自分の意志とは関係なく、無意識の「過緊張」から起こることですが、
大概その状況から緊張の理由は本人には分かるものです。
緊張は、生理学的には自律神経の中の交感神経が興奮している状態。
それはもともと生物が戦ったり逃げたりするための準備の反応だったり、
警告反応だったりしますが、日常の中で必要以上にそのような反応が起こってしまい、
過緊張を起こすことがあります。
しかし、今回の患者さんのケースは、一人でリラックスして、
テレビのバラエティ番組を見ていたら、
突然右手が激しくふるえだして止まらないということでした。
問診中も右手はずっとふるえたままで、何かの禁断症状のようにも見受けられるが、
思い当たることは何もないということでした。
これは15年位前から月に一回位の割合で起こることで、
一度ふるえが始まると3〜5日は止まらなくなるという普通ではない状態。
リラックスした状況でもふるえが始まるということで原因は不明。
本人は重篤な病気ではないかとご心配の様子だが、
15年経過していて健康に過ごされておられるので、特に大きな心配はないでしょうと説明。
おそらく心因的なストレスが、何かをきっかけに「ふるえ」を引き出されてしまうと思われる。
検査で患者さんの最近の感情ストレスと、
15年前の思い当たる感情ストレスのイメージで、類似していることが診えてきた。
これをニューロパターンセラピーで解放させると、すっかりと右手のふるえが止まった。
この感情ストレスの内容は15年前とは全く別でも、
同じ抑圧する感情を感じると何度もふるえを引き出されてしまう。
施術後のふるえは止まっているが、再発の可能性もあるので、
しばらく様子をみて定期的に診ることにした。
過緊張は、ニューロパターンセラピーによってわりあい容易に、そして穏やかに改善していけます。
緊張していたことの意義を心の底から実感された時、再発することはないという見解です。
しかしながら、無意識で起こっていることなので、
なかなかご自身で、原因となるストレスを見つけて解決することは難しいものです。
自分の臭いは自分では気づきにくいのと同じですね。

快復の森カイロプラクティック 吉祥寺
中尾正勝
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